ひらかた京町家について
ひらかた京町家は、ひらパーのある枚方公園駅から徒歩三分枚方公園駅前郵便局を過ぎたところの、小道を左に入ってすぐです。枚方宿・歴史街道とは、京阪電車を挟んで反対側のひらパー側にあります。明治中頃に京都・新柳の馬場通りに建てられた京町家が 現在地に移築されてから、約110年は経つ古民家です。
平成29年に京都宇治のツキデ工務店による再生工事ですこしモダンな部分もある日本の伝統的な工芸文化を体感できるちょっと贅沢で豊かな空間を持つイベントスペースに生まれ変わりました。母屋の周りに倉や離れなどの付属の建物があるため、敷地に入ると大阪の駅近とは思えない空間が広がっています。
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ウナギの寝床と呼ばれる京都の町家の敷地の奥には、奥の間(座敷)に面した庭・前栽と収納スペースとしての蔵があります。前栽同様、蔵は敷地の奥に建っているものですが、ひらかた京町家では、通りに面して建っています。ちなみに、蔵はお宝をしまう場所のイメージがありますが、収納スペースが殆ど無い町家にとって、季節外れの衣類や建具その他の生活用品をしまっておくスペースです。