ひらかた京町家について

ひらかた京町家は、ひらパーのある枚方公園駅から徒歩三分枚方公園駅前郵便局を過ぎたところの、小道を左に入ってすぐです。枚方宿・歴史街道とは、京阪電車を挟んで反対側のひらパー側にあります。明治中頃に京都・新柳の馬場通りに建てられた京町家が 現在地に移築されてから、約110年は経つ古民家です。
平成29年に京都宇治のツキデ工務店による再生工事ですこしモダンな部分もある日本の伝統的な工芸文化を体感できるちょっと贅沢で豊かな空間を持つイベントスペースに生まれ変わりました。母屋の周りに倉や離れなどの付属の建物があるため、敷地に入ると大阪の駅近とは思えない空間が広がっています。

 
詳細は、下記の写真をクリックしてください。

京都・京阪三条駅近くの新柳馬場通で米屋を営んでいた建物を、今から約100年前、旧枚方宿のはずれ(枚方公園駅の東)に移築した古民家です。間口五半間(約11m)奥行き六間(約12m)の「二列六室」と「火袋・通り庭」からなる典型的な京町家です。
京都から淀川の舟運で運んだ材を使って移築された建物を、木の温もりを大事にするツキデ工務店様・平成の匠の技により、温もりと心地よさを兼ね備えた現代の京町家として生まれ変わりました。

 

 

母屋と別棟があります。
母屋は、間口五間半のうち、右手の間口三間の「厨子二階(中二階)」部分 と 左手の間口二間半の「本二階」部分 に分かれます。「厨子二階」部分には、大きな「火袋」・リビングがあり、「本二階」部分には、一階と二階に奥の間・座敷があります。

 

 

ウナギの寝床と呼ばれる京都の町家の敷地の奥には、奥の間(座敷)に面した庭・前栽と収納スペースとしての蔵があります。前栽同様、蔵は敷地の奥に建っているものですが、ひらかた京町家では、通りに面して建っています。ちなみに、蔵はお宝をしまう場所のイメージがありますが、収納スペースが殆ど無い町家にとって、季節外れの衣類や建具その他の生活用品をしまっておくスペースです。

 



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